第1回 社内カイゼンジャーニー読書会
はじめに
7/27に、社内でカイゼン・ジャーニーの読書会をはじめました。
カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
- 作者: 市谷聡啓,新井剛
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/02/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読書会の目的
読書会をはじめるにあたり、みんなに説明した目的は 「この本を通じて世の中で一般的になっているプラクティスを知る」 でしたが、実際は自分の中で
という想いから読書会を開催しました。
参加者の募集の仕方
Fearless Changeを読書中だった為、「ブラウンバッグ・ミーティング」や「個人的な接触」パターンを早速試し、参加者を募りました。
Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン
- 作者: Mary Lynn Manns,Linda Rising,川口恭伸,木村卓央,高江洲睦,高橋一貴,中込大祐,安井力,山口鉄平,角征典
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2014/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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具体的には
- 「昼ごはん食べながらなので時短の人や協力会社の方も参加しやすいですよ」
- 「あなたの困っていることの解決のヒントがこの本にはあるはず」
- 「世の中でよく知られているプラクティスを学ぶチャンスだよ」
などといろいろ宣伝をしてみました。
その結果、15名ほどの参加者が集まったので募集の仕方としてはかなり上手く言った気がします。
読書会の進め方
進め方としては
- 週1回 4話ずつ事前に読んで来る
- 気になるキーワードや心に残った言葉を持ち寄る
- 読書会当日は1話毎に3人ずつのグループに分け15分程度議論
- 最後に全体に対して議論した内容を発表してもらう
という形式を取りました。
読書会当日
予想以上にみんな多くのキーワードを出してくれました。
それぞれ持ち寄ったキーワード
第1話
第2話
- 小さく試みる
- 小さくはじめる
- 自分からはじめる
- 解決策が組織的に蓄積されることがない
- 時間を味方につける
- ふり返りだけは続けるようにした方が良い
- リーダーの経験によるところが大きい
- まずは状態の見える化
- 同じ時間に同じ場所に座っているだけの関係
- 朝会の内容
- タスクマネジメント
第3話
- YWT
- KPT
- 前回のTryを見る
- プロセスの改善
- ほかの人に気づかせてもらう
- ふりかえりのふりかえり
- ふりかえりの機会を活かしている人はろくにいない
- ふりかえりの頻度
第4話
- 名詞+動詞で書く
- 完成の定義
- どうなったら完了といえるのか
- どうなったらこのタスクは終わるのか
- 分割統治法
- 分割(タスク)
- 大きなタスクを大きなまま扱っていると、認識の違いがおきる
- 大きな話をまずは細かく分ける
全体での議論を聞きながら個人的にメモした内容
- 日々の仕事を良くしたいという思いは自分が思っている以上にみんなある
- 社外勉強会に興味を持ってくれた人も多数いる
- 外の世界を知ってもらう良い機会のなので、積極的にアプローチして社外勉強会参加まで漕ぎ付けたい*1
- チームとして活動できていないと思っている人も多い
- ふりかえりはみんな活用出来ていない (プロジェクトのふりかえりは上からの指示でやらされているけど、メンバーは過去のふりかえりを見直しもしていないので意味のないものに・・・)
- 本を通じてふりかえりという手法に魅力を感じているように見えた
- 個人としてもプロジェクトとしてもタスク分割も出来ておらず、完成の定義も曖昧だという認識を改めて持っていた
- 分割統治法はやってみようという人が多かった
感想
全体を通して考えていた以上にみんな積極的に議論をしてくれ、良い意味で裏切られたなぁと感じました。時間配分など進め方で問題はありましたが、1回目としてはまずまず良い雰囲気で出来た気がします。
過去にやった読書会は途中挫折してしまったこともあるので*2、、このまま最後まで読み切れるようにファシリテートしていきたいと思います。