テスト設計コンテスト チュートリアルに参加しました
はじめに
10月26日に【U-30クラス】テスト設計コンテスト'19 北海道チュートリアルに参加しました。 aster.connpass.com
目的
コンテストに参加する予定はありませんでしたが、テスト設計を体系的に学んだ事がなかったので良い機会だと思ったのと、先週に行ったイベント で社外に出てみたいという雰囲気が他メンバーにあったので、このタイミングで連れ出そう!という事で参加しました。
内容
下記の内容を説明した「【U-30クラス】テスト設計コンテスト'19 東京チュートリアル」のビデオ上映で行われました。
http://aster.or.jp/business/contest/doc/2019_U-30_V1.0.0%20.pdf
感想
これまで、社内等で体系立ててテスト設計について学ぶ機会がなかったので、非常に参考になりとても有意義な勉強会でした。
特に自分の中で有意義だったポイント
どんなテストをするのかを利害関係者とコンセンサスを得ることが重要。そのためにはテストを説明できる必要がある。 → 社内ではバグ0を目指すとか言われていましたがそれは無理。。でもなぜ無理なのか、どうするべきなのかがこの話しを聞きイメージできた。
テストは情報提供が価値 → どこまでをテストして、どういう価値基準でそのテストを行ったのかまでを含めて情報提供をすることが大事だと改めて意識できた。
テストを開発する → テスト設計についても開発と同様に捉える。今まで考えてもいなかったことだったので衝撃だった。
よく知られているテスト技法を考えるまでに行うことは沢山ある → これまで無意識的にやっていたテストの分類の仕方などにきちんと名前をつけられており、比較的理解しやすかった。
全体を通して
これまである意味適当に行っていたテスト設計の奥深さを知ることができた勉強会でした。
若干、要求設計・アーキテクチャ設計・詳細設計・テスト実施 という流れがウォーターフォールに近い感じがするので、アジャイルで1週間単位のスプリントなどをやろうとした場合には少し重すぎる印象はありましたが、 知っていて損はない内容だと感じました。
特に、テストの粒度をあらかじめ定義しお客さんと合意をしておく必要があるというのはとても参考になりました。
テスト設計についてはこれまで、あまり意識的に勉強をしてこなかった分野ですが、自分が知っていた内容と大きく変わっていることを知ることができ非常に楽しく、また奥深さを学ぶことができたので、今後意識して学習していこうと思える勉強会でした。
その他
勉強会の開催を前日に知ったので、社内での告知が遅くなりましたが、優秀な後輩を一人、初社外勉強会に連れ出せたので別の意味で参加してよかったです(笑)