心理的安全性ゲームの参加レポート

東京出張中にタイミングよく心理的安全性ゲームが開催されたので参加してみました。

 

このゲームはやっとむさんこと安井力さんが考案され、いろいろなカンファレンスで開催されていました。非常に興味があり是非参加したみたいと思っていたので、出張中に参加できたのはとても幸運でした!

 

 

ゲームのルールや詳細については以下を見てください。

ゲームの解説 - Google スライド

アナログなカードゲームで短い時間でできるものなので、チームビルディングなどではやりやすい感じがします。

f:id:ko_sho:20190117171032j:image

f:id:ko_sho:20190117170959j:image

 

ワークショップを体験して

ワークショップは1チーム4人〜5人で、

ゲーム1回目➡︎話し合い➡︎ゲーム2回目➡︎全チームで気づきの共有

という形で進められました。

 

ゲーム1回目

1回目のゲームはルールに則り普通に進められます。

各自に配られた発言カードはどちらかというと悪い印象を与える発言カードが多かったのか、ゲームが終わった後は「あまりこのチームでは一緒に仕事をしたくないかも?!」という感覚になりました。

 

解説と話し合い

その後、やっとむさんから心理的安全性の解説とその内容を受けてチームで話し合いです。

チーム内の他の方も、自分と同じように安全性が高いとは言えないと思っていたようで、チームの雰囲気はみんなが同じように感じているんだなあと思いました。

また、カードに書いてあることをそのまま表現してしまうと、悪い印象を相手に与えたり、そもそも意味がわからない表現になってしまったりするので、意訳して伝えるのも必要という話しになりました。

 

ゲーム2回目

その後、2回目のゲームをやりました。

チーム内でいい雰囲気で終わりたいねーという事で、できる限り「心理的安全性の高いチームになるように発言してみよう」という合意で初めて見ました。

また、やっとむさんからの提案で「なりきり登場人物」という拡張ルールを取り入れてやってみました。(詳細については先程のゲーム解説のリンクを見てください)

 

上記以外はルールを変えずやってみましたが、チーム全員がチームの心理的安全性を良くしようという事で、みんなカードに書いてあることをそのまま伝えるのではなく、言い方を変えたりしたり、意訳して良い表現にしたりといろいろ工夫していました。言われる側も「みんな良い雰囲気にしたいと思っている」とわかっているので、良い印象で言葉を受け取る事が出来ました。

 

チーム内の合意の大切さに関しては、なんとなくわかっていましたが、ゲームを通じて体感する事で改めて感じる事が出来てとても良かったです。

 

全チームで共有

最後に全チームで気づきの共有をしました。

f:id:ko_sho:20190117180649j:image

この中に「今日の気分を名札に貼る」というのがありましたが、これは非常に納得で、自分の気分や状態(風邪でだるいとか)を周りに伝えている事で、発言がキツかったり上の空だったりでも受け入れてもらえることはあるなぁと思いました。(これも2回目のゲームでなりきり登場人物をやった事で得た学び)

自分だと、デイリースクラム等で自分の気分を周りに伝えてみようかと思いました。

 

最後に

ルールも比較的シンプルで簡単に出来るゲームでしたが、とても学びの多いワークショップでした。やっとむさんからカードを購入することが出来たので実際のチームでも機会があればやってみたいと思います!